　生きること　それは大切な何かを追いかけていくこと
　生きること　それは大切な何かを守っていくこと

　父から教えられた言葉　今も耳の奥深く残る
　守り通したい　この手の中にある見果てぬ夢
　風を読み　時に移ろい　孤独に耐え　希望の明日を信じて

　人生は終わりなき航海　大海原に漂う一艘の小舟に似て
　磁石もなければ　羅針盤さえ持たない　辿り着くあてすらなき長旅
　遥か水平線を見渡せば　一羽の鴎が無邪気に波と戯れ
　時の経つのを忘れさせる

生きること　それは大切な何かを守っていくこと
生きること　それは大切な夢を追いかけていくこと

父の教え　今も胸に抱いて　僕は旅を続ける
人生は自分が思うほど悪くはない
声に出して　叫び続ける　愛すべき者たちの在処を

人生は果てしなき航海　その途中で嵐に遭おうとも　心良しなに
時の流れに身を任せ　人として全うしてこその我が行方

永遠に続く航海　僕は勇気を携えて　今こそ帆を立てよう
いつか天国の父に　胸を張って伝える日を待ちわびて

生きること　それは大切な人を裏切っていくこと
生きること　それは大切なものを失っていくこと

過去から悟った真実　でも涙が出るのは何故…
守り抜きたい　父の教えとこの手にある自由
声を荒げ　逞しく　嵐を乗り越え　その先にある楽園の島へ

人生は標なき航海　大海原を漂う一艘の小舟のよう
星座を眺めて　明日の運命と闘う　これも神の思し召し
もがいても足掻いても　所詮行き着く先は元の鞘

永遠に続く航海　時と共に僕はここにいる